【四柱推命×身体感覚 比肩】
比肩が強い人の“踏ん張り疲れ”とセルフケア
「誰にも頼れない」
「自分でやるのが一番早い」
「甘えたと思われたくない」
そうやって、一人で抱え込んでいませんか?
もしかしたら、それは四柱推命でいう“比肩(ひけん)”という星が関係しているかもしれません。
比肩とは?
四柱推命には「通変星(つうへんせい)」と呼ばれる10種類の星があり、それぞれに性格や行動の傾向があらわれます。
その中のひとつ「比肩」は、独立心・自主性・自己信頼の星。
「自分のことは自分でやる」
「人に頼らず自分の足で立ちたい」
そんな強さとしなやかさを持っている人が多いのが、この比肩の特徴です。
でもその反面、自分の弱さを見せることが苦手で、無理を重ねてしまうことも少なくありません。
比肩タイプの疲れ方って?
比肩が強い人は、気づかないうちに“踏ん張り疲れ”を溜め込みがちです。
- 周囲に「大丈夫」と言いながら限界ギリギリまで我慢している
- 頼ることに抵抗があって、結局すべて自分でやってしまう
- 弱音を吐くと負けた気がする
- 人に助けを求めるくらいなら、自分が潰れても…と思ってしまう
そんなふうに、心も体も“がんばりっぱなし”の状態が続いていませんか?
思い当たること、ありますか?
- 人と一緒にいても、どこか「ひとりで立ってる感覚」がある
- 頼りたいのに「迷惑になるかな」と言い出せない
- 周囲に対してつい壁をつくってしまう
- 疲れていても「これくらいでへこたれる自分が嫌」と無理をする
- 弱音を吐いたあとに自己嫌悪になる
これらの状態が続くと、見た目は平気でも、内側ではかなりの負荷がかかっていることがあります。
比肩タイプにおすすめのセルフケア
1. 頼ることは“敗北”じゃないと知る
比肩の人にとって、他人に頼ることは「負け」や「甘え」のように感じられるかもしれません。
でも、本当に強い人は「頼れる」人でもあります。
小さなことからでいいので、「ちょっとお願いしてみる」経験を重ねてみましょう。
2. 「自分でやる」から「自分を大事にする」へ
比肩タイプのセルフケアは、「全部ひとりでやること」ではありません。
本当の意味で自立している人は、自分のコンディションを大切にできる人。
「今は休むべきとき」と、自分に言ってあげることも、自立のひとつです。
3. 頑張る前に、深呼吸
「気合いでなんとかしよう」とする前に、ひと呼吸。
心と体の緊張をほどくだけでも、視界が変わってきます。
深い呼吸やストレッチ、自然の中でぼーっとする時間を持つのもおすすめです。
まとめ
比肩が強い人は、芯があって、誇り高くて、とてもかっこいい存在です。
でもその分、「自分の弱さ」にいちばん厳しい人でもあります。
無理して立ち続けるのではなく、
ときには座って休むことも、大切な「自立」のかたち。
あなたのその強さを、ちゃんと長く活かすために。
休むこと、甘えること、頼ることも「選べる自分」でいてくださいね。